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≫Webminとは

Webmin とは、webベースのUnixのシステム管理ツールです。IE や Netscape 上で、サーバのユーザーアカウント、Apache、DNS、ファイル共有等々の設定を GUI のような環境で行うことができます。ターミナル上で行うコマンドラインでの作業に比べ比較的楽にわかりやすく作業をすることが可能です。

例えばこんな感じの画面で作業します。

X window system とまではいかなくても、リモートからそれに近い操作が可能ですし、コマンドラインを覚えて作業しなければならないようなものや、サーバソフトの設定などが簡単に行えます。そしてなによりも、日本語に対応(完全ではない)しているのも魅力的です。

WebminはシンプルなWebサーバーとCGIプログラムで構成されています。ライセンス的にはBSDライセンスの下で利用でき、商用・非商用にかかわらず、Webminは自由に配布・変更することができます。

Vine Linux だと、最初からインストールはされていますので、ちょこっとしたアップグレードや設定をするだけで使用できます。

≫Webmin インストール

Vine Linux では最初からインストールされていますが、その他のディストリの方やもしも入っていない場合のためにインストール方法をば。

rpmの場合
#> rpm -U webmin-1.100-1.noarch.rpm


aptの場合
#> apt-get install webmin


rpm や apt でインストールすると、自動的に /usr/libexec/webmin へインストールされます。全自動です。インストール中はうまくいくように手でも合わせて祈ってましょう。すぐ終わります。

rpm もしくは apt でインストールできればしめたものなんですが、残念ながら出来なかったという人は、ソースからコンパイルしてインストールします。

「ソースからコンパイルして」って言われても、初心者の頃はやる気がなくなるだけだと思いますが、頑張りましょう。
幸い、Webminにはコンパイル済みのものが配布されています。

この辺からダウンロードしてきて、以下を実行します。

#> gunzip webmin-X.XXX.tar.gz
#> tar xf webmin-X.XXX.tar
#> cd webmin-X.XXX
webmin-X.XXX#> ./setup.sh


./setup.sh 以降、英語がずらーっと出てきますが、これは、セットアップするためです。


Login name (default admin):root
Login password:rootのパスワード
Password again:rootのパスワード再入力


上の3つ以外はデフォルトでOKなので、エンターキーを押してやり過ごします。わかる人は任意で答えても一向にかまいません。

≫Webminを使ってみよう

インストールが終了したら、早速 Webmin を使ってみましょう。

IE とか Netscape とか Mozila とかのブラウザを立ち上げます。

Webmin のアドレスは、https://サーバIP:10000/ です。

サーバ機上であれば、https://localhost:10000/ でもいいです。

すると、
username と password を入力する画面になりますので、入力します。

もしも、ログイン画面が出てこず、エラー画面になった場合は Webminサーバが起動していない可能性が有ります。その場合は

#>service webmin start


とやってみましょう。

無事ログインできたら、この時点ではまだ表示が英語になっていると思いますので、まず、日本語化します。

[Webmin Configuration]を選択して、[Language]をクリックします。

「Japanese (JA_JP.EUC)」を選択して、「Change」ボタンを押します。

次は、Webminのアップグレードです。
え?! 今苦労してインストールしたばかりなのに、また?! とお思いの方もいるかと思いますが、今度はマウスだけでことが済みます。

なんと、Webmin は Webmin 上からアップグレード可能なのです。

[Webmin] - [Webmin設定] - [Webminのアップグレード] と進み、

「www.webmin.com からの最新バージョン」を選択して「Webminのアップグレード」ボタンを押します。
するとあとは自動でインストールが進みます。アップグレード後の再起動などは必要ありません。

最後に、WebminにアクセスできるIPアドレスを限定するための設定です。

[Webmin] - [Webmin設定] - [IP アドレスのアクセス制御] と進み、

「リストされたアドレスからのみ許可」を選択して、リストには Webmin を使用するプライベートIPアドレスを1行に1アドレスずつ記入します。
できたら「保存」ボタンを押します。

以上で、Webmin を利用するための最低限の設定は終了です。すごく簡単ですよね?

≫起動時に立ち上がるように

とても便利で画期的なツールである Webmin がマシン起動時に立ち上がるように設定しましょう。

この設定も Webmin で可能です。

[システム] - [起動及びシャットダウン]

□webmin をチェックして、「Start Selected」ボタンを押す。

コンソールで設定するなら

#>ntsysv


[*] webmin

ちなみに、Webminサービスの停止は

#>service webmin stop


Webmin は結構メモリやCPUを消費するので、いらない時は止めておいた方がいいかもしれません。

≫参考にしたサイト

(C) bayashi.net