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≫いい人の友達はいい人



Google とは、言わずと知れたインターネット検索エンジンです。ロボット型検索エンジンの中では最も検索精度に優れていると専らの評価です。

ロボット型検索エンジンとは、その名の通り、ロボットと呼ばれるエージェント(実体はなくプログラムなわけですが)が Webページを巡回し、インデックス(索引)を作成し検索できる仕組みです。

ロボット型検索エンジンが Yahoo! に代表されるようなディレクトリ型検索エンジンと違う点は、キーワードに対する検索結果に人間の閲覧した評価が含まれてないという点です。

一昔前までは、そうして検索されるものは、ヒット数こそ膨大ですが求める情報を含んだサイトを見つけるには検索キーワードの絞込みのコツが必要でした。

なのに、Google の検索は、普通に検索するだけでなぜか検索者が欲するWebページに合致することが多いのです。

その謎のこたえは、巡回したページをランク付けする際の方法にあります。

Google 登場以前のロボット型検索エンジンは、検索結果表示の順番は、検索キーワードがどれだけページに含まれているかという単純なものが主でした。

しかし、Google では検索キーワードの数だけという単純なものだけではなく、そのキーワードの含まれる位置や重要度を解析してランク付けしています。そして、最も Google が Google らしいと言われる検索結果のランク付け尺度が「良質なページからリンクされているページには良い評価を付ける」というものです。

例えるなら、人間関係でいい人の友達はいい人であることが多いというのに似ています。

細かい基準やアルゴリズムを語り始めるとキリがないくらいの理屈で評価をつけているわけですが、大まかに言えば、被リンク数が多ければランクが高くなり、また、ランクの高いページからリンクされているページには高ランクをつけるという仕組みです。参考:Google の秘密 - PageRank 徹底解説

ただし、リンクのされ方も重要です。特にリンクバナーでリンクしてもらうことは、閲覧者が人間の場合は効果的かもしれませんが、ロボットの場合は逆効果です。ロボットにとってはアンカータグで普通にテキストを挟んでリンクする方が効果的です。

そして、アンカータグで囲まれた部分に意図したキーワードが含まれていると、最も理想的です。

Google で「18歳未満」というキーワードで検索してみましょう。

Yahoo! が検索結果の先頭に表示されます。しかし、当の Yahoo! ページには「18歳未満」という言葉はひとつもありません。

これは、非常に多くのエロサイトが、扉ページにおいて「18歳以上」か「18歳未満」かを問い、「18歳未満」の場合のリンク先を Yahoo! に設定していることの結果です。別に Google が Yahoo! のイメージダウンを狙っているとかいうわけではありません。

他にも、某掲示板と検索してトップにくるページには「某掲示板」というキーワードなど見当たりませんが、このページに対して「某掲示板」をアンカータグで挟んでリンクしているページが多いという結果の表れだったりします。

このことからして、他のページからリンクしてもらう際にはアンカータグに意図したキーワードを含めてもらえるように配慮しなければなりません。リンクを張る作業は自分自身で行うわけではないので難しいかもしれませんが。




≫一般的なロボット検索エンジンについてあれやこれや



日本におけるロボット型検索エンジンは 大きい所でもざっとこんだけあります。あれ? @nifty は入ってないの? などと思うかもしれませんが、あれは @nifty の皮を被った Google です。BIGLOBE なんかも Google です。この辺は大人の世界の話なんで(^_^;)省略。

また、ひとつのサイトで複数のロボットが使われていることもあります。goo は通常のロボット以外にやたらめったら巡回してくるロボットも飼ってるみたいです。

とまあ、ロボットはそれぞれ、巡回頻度・ROBOTS.txtを見るか・METAタグを見るか・キーワードの拾い方・表示ランクの付け方、などに個性があります。

サイト運営者としての最終目的は、「意図したキーワードで検索されたときに自分のサイトが一番上位に表示される」ということでしょう。

しかし、検索エンジンとしては、検索者にとって有益な検索結果を最も優先するように意図しています。そもそもこの辺に矛盾があるわけですが。

例えば、5年も前なら、ページの中に意図したキーワードを死ぬほど書いておけばそれでランキング上位にいられた訳ですが、今はそう単純な話ではなくなっています(今このスパムをやると検索結果からはずされた上永久追放されます)。

  <meta name="ROBOTS" content="INDEX,FOLLOW">
  <meta name="description" content="ページの解説文">
  <meta name="keywords" content="ロボットに,喰わす,キーワードを,カンマ区切りで,書きます">


もはや上記のようなメタタグさえ無意味に近い状態です(経験則)。

ページ内のキーワードの拾われ方については、数だけでもなく場所だけでもないような、なんだか複雑ですが理屈のある拾い方をするようです。

一部タグに囲まれた単語はキーワードとして評価が高いとか、キーワードの出現頻度や文法的な位置まで見ているような気もします。

検索エンジン側からのキーワードの拾い方ガイドラインというか、ページの評価基準を噛み砕いて表現すると、短絡的にロボットを意識して書かれたキーワードなどは無視して、情報的価値を持つ記述をされた部分のキーワードを拾い、ランク付けする。という感じでしょうか。

だからかどうか、

  <title>Googleでのランクアップについて</title>

タイトルタグ内のキーワードについては高評価されるようです。他サイトからリンクされる際にも意図したキーワードがアンカータグに入っていると高評価に結びつきます(これは Google だけか)。

検索結果表示でもタイトル部分にそれらしいキーワードがあるほうが、人間の選択しても高い確率でクリックされるような気がします(主観)。

リンクを張る際にはアンカータグでページのタイトルを囲むのが一般的です。ということは、ページタイトルにはじめから意図するキーワードを含めておく、というのはいつか誰かがリンクを張ってくれる際の効果を考えると重要です。

リンクを張ってくれるということは、そのページから訪問者が訪れるということ以上に、ロボット検索エンジンにおいての評価を上げるという効果が期待できるからです。

ちなみに、当サイト内でランキングの高いページを紹介すると
*Googleでの検索結果(2003/12/18調査)

特に最適化(SEO)なぞ行ってませんが、タイトルタグの中にキーワードが入っていることと、ページ内にそのキーワードに関連した情報しか含まれていないという点が高評価につながっているような気がします(たぶん被リンク数は少ない)。

ロボットにとっては、ページ内の情報を正しく評価するよりも、スパム的(機械的)なページを判断する方が楽ですから、人間が上位にランキングされるよう意図した手法はすぐに対処が行われます。

とにかく、ロボットの精度は上がりつづけ、本当に価値ある情報を持ったページが正しくランキングされるのみという気がします。

それでもなんとか上位に、という気はわからんでもないですが・・・。ロボットとのいたちごっこにエントリーするのは諦めて、本当に価値ある情報を持ったページをつくるほうが正しいですね

そう思えば、SEOに金をかける企業のサイトなんざ…(以下略。

で、ここんところは、お金を出して検索エンジンの上位に掲載というのが流行ってます。近い将来、簡単にはクロールすらしてもらえないような状況ができつつあるようです。

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