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≫訪問者を知り、我を知る

アクセス解析CGIは、あなたのウェブページにいつ、どこから、どんな環境でどれだけアクセスがあったかを知るためのツールです。

アクセス解析CGIとひとことで言っても、解析とは名ばかりの簡易集計程度のものから、一定以上アクセスがないと意味がないほどハイレベルな解析機能を備えた高機能なものまで沢山あります。サイトの訪問者数や傾向にあわせて適当なものを選んで設置しましょう。
ただし、途中でアクセス解析CGIの乗り換えをするとなると、システムの入れ替えが面倒なだけでなく、それまでのログと互換性が保てないなどの不具合が発生しがちなので、ある程度はハイレベルなものを導入しておいた方が後々楽かもしれません。

アクセス解析によって、様々な訪問者情報を手に入れ、それらを上手く活用することが優れたサイトを作りの基本と成ります。




≫アクセス解析CGIの仕組み



まず、アクセス解析CGIは大きく分けて「サイト訪問者の情報を得る部分」と「得た情報を集計・解析する部分」から成ります。

ウェブサーバが記録するログは別として、通常言われるアクセス解析CGIは、ウェブページにタグを記述することでログを取得します。

◆アクセス解析の方式
  • サーバに設置するCGI式
    サーバスペースにCGIを設置して利用するため、CGI可のサーバでないと利用できません。無料配布に限ってもシンプルなものから高機能なものまで多種多様に存在し、目的に応じて選べます。
     
  • サーバに設置するSSI式
    SSI式もCGI式と同じくサーバスペースに設置して利用します。たいていはログ取得部分でSSIを利用し、解析部分がCGIになります(SSIもやってることはCGIなんですが・・・便宜上の表現です)。SSI式の特長はログの取得が訪問者からは分かりづらいという点です。ログを取得されることを嫌う訪問者も多くいます。また、ロボットのアクセスはSSI式でないと取得できません。ただし、SSI が利用可能なサーバは思いのほか少ないようです。
     
  • サーバに設置するCGI式+SSI式
    CGIでもSSIでもログ取得できるタイプもあります。ページによってログ取得の方法が選べて便利ですが、取得できる情報がCGIとSSIで異なるので集計値の信頼度が若干下がります。ただ、トップページでSSI式によりロボットの訪問を捉え、他のページではCGI式で情報を取得するという使い方ができたりします。
     
  • レンタルCGI
    検索するといろいろと出てくると思いますが、取得できる情報に限りがあったり機能のカスタマイズの自由度がそれほど高くありません。無料のものだとなおさら制約が厳しいことが多いようです。
     


◆ログの取得方法による違い

ログの取得ロジックはいくつかありますが、画像呼び出しのイメージタグ( <img src="スクリプトパス" border=0> ) でCGIを呼び出すのが一般的のようです。

しかし、イメージタグ単独でのログ取得には致命的な欠点があります。それは、リンク元URLが取得できないという点です。

それを補うには JavaScript を利用します。

JavaScript はクライアントサイドのスクリプト言語で、HTMLにソースを記述することにより実行されます。

   <SCRIPT Language="JavaScript">
   <!--
   document.write("<img src='http://www.hoge.example.com/hoge.cgi?");
   document.write(document.referrer+"' border=0 alt='axs'>");
   // -->
   </SCRIPT>
   <noscript>
   <img src="http://www.hoge.example.com/hoge.cgi?" border=0 alt="axs">
   </noscript>


上記のような記述でリンク元をJavaScriptで取得してCGIに渡すことで記録します(よーわからん人は読み飛ばしてください)。JavaScriptがオフの場合や機能的にない場合は普通にイメージタグでCGIを呼び出します。

さらに、JavaScriptではリンク元だけでなく、プラットフォーム情報やブラウザの使用言語情報、ディスプレイの表示可能色数、ディスプレイサイズの情報などが取得できます。ただ、そこまで詳細になってくると、人によっては必要のない情報も増えてきますので何から何まで取得するという方針も考え物です。

SSI式では

<!--#include virtual="スクリプトパス"-->


という呼び出し方が一般的のようです。

SSI式の場合、取得できる情報に限りがあり、クッキーが使えませんが、検索ロボットのアクセスを補足できる強みがあります。また、アクセスログを取得されることを嫌う訪問者も多い中、傍目にログ取得をわからなくすることが可能です。さらに、イメージタグによる呼び出しではログの取りこぼしが発生しやすいのですが、SSI式ではほとんどありません




≫解析結果の活用

では、解析を実際のサイト作りにどう活かすか解説してみます。(あくまで個人的見解ですが)

  1. 基本的な集計
    日にちごと、曜日ごと、時間ごとのアクセス数やログに記録される各項目ごとの集計はアクセス解析においては基本的な部分であり、その結果を元にアクセス向上を狙うのはやや困難かもしれません(よほど特徴的なサイトや特徴的なアクセス傾向がある場合は別ですが)。リロード攻撃や荒らしを発見するためには有効であるかもしれません。
  2. 訪問者を増やす
    かなり唐突かもしれませんが、アクセスを向上させようと思うなら、検索エンジンの結果表示で優位な位置に掲載されるようにするのが賢明です。
    最近は「 SEO 」というキーワードで有名になりました。 こまかい手法は別として、サイトを訪れたユーザが検索エンジンでどういったキーワードで検索して辿り着いたかは、SEOを実施するに当たって大きな手掛かりとなります。また、サイトトップページだけでなく、特定のページがあるキーワードに対して非常にランクが高いということもあります。訪問ページ名と検索キーワードを組み合わせた解析もできると便利です。

    ところで、SEOにあたってスパムはやめましょう。サイト全体で一定のテーマを追及する形をとれば、それなりの順位と誘導数になると思います。また、SEOによって検索結果の上位を確保する頃には、自然にリンクの申し込みがきたり、多メディアから掲載させてくれとお願いのメールがきたりするようになります。
  3. 訪問者をリピータにする
    一度訪れた訪問者が、また再び訪れてくれるようなサイト作りをこころがけます。
    よく言われるのは更新頻度。アクセス解析で訪問頻度やそのインターバルを調査して、それよりもやや多い頻度で更新するのがベストだと思います。訪れてもらえる頻度より、かけ離れて多くの更新をしてもあまり意味がないですよね。

    そして、訪問者のディスプレイサイズに合わせたページデザインも重要です。一般的にウェブ閲覧者は縦のスクロールにはあまり抵抗はないが、横のスクロールに関しては毛嫌いをすることが多いと言います。何故なら縦スクロールにはマウスのホイールやキーボードの下キーで対応できたりしますが、横スクロールに当たっては、ブラウザのスクロールバーをドラッグしなければならないという面倒くささがあります。

    従って、ウェブページの縦の長さはそれほど気にする必要はありませんが、横幅は閲覧者にストレスを与えないよう、画面内に収めるようにしたいものです。ここでひとつ気を付けなければならないのは1024*768のディスプレイを使っているからといって、ブラウザを全画面表示する人は少ないということです。マルチウィンドウのOSを使う方が多いのです。そうするとブラウジングしながら他の作業も、という人も多いわけです。従って、現状では800*600で最適化したページが主流だったりします(それでもまだブラウザのスクロールバーや枠の分を除いたサイズにしないと横スクロールが必要になるので注意)

    また、情報としては、ある一部の人にしか興味のないことを深く追求しているとリピート率が高くなる傾向があるようです。





≫おすすめアクセス解析

というわけで、当サイトで配布しているアクセス解析CGIを2点紹介します。

このページで紹介したSEOをも視野にいれた高機能アクセス解析CGIが dopvSTAR*。そのちょっと古いバージョンでフリーウェアの dopvCOMET*

それなりに(^_^;)、サイトの発展に貢献できると思います。どうぞ、よろしく。

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